2012/01/25

アスリート魂 小塚嵩彦

 フィギュアスケート男子シングルの小塚嵩彦選手のことが、NHKテレビの「アスリート魂」で放映されました。

 彼は、人を魅了する演技をするためにどうすればいいかを試行錯誤しているところでした。2011年の世界選手権で2位。優勝したパトリック.チャン選手との差は、圧倒的な表現力でした。

 正確な滑りやステップには定評がある小塚選手。どの曲で滑っても同じようにしか見えないと自己分析し、、滑りと曲に思いを伝えるためにどうすれば良いのかを考えました。自分で曲を選ぶ。滑っているイメージを演奏するアーチストに伝える。これを踏まえて、自分が体全体を使って表現する。あと一歩の鍵は、スケートを楽しんで滑っているか?というところでした。それは、作られた笑顔ではなく自然に出てくる表情でなければなりません。リンクの外でも、顔の動きを意識する日々でした。

 手ごたえはグランプリファイナルや全日本選手権の滑りに現れていました。これまでとは違い、演技中にジャッチや観客と目が合い会場のすみずみまで目が届くようになったといいます。それは、伝えたいと言う思いが観客席に届いていたということでしょう。

 今年3月の世界選手権代表に選ばれた小塚選手、人を魅了する演技に滑る楽しさを私たちに伝えてくれることでしょう。

  
 前回、顔が動かない自分のことを書きました。今回は、人に思いを伝えるために顔の表情を意識的に変えたり、鏡に向かって顔の筋肉をひっぱったりして表情を作っている小塚選手の映像が印象的で、私の意識と対極にありました。アスリートの魂はこうでなくてはと思いました。

       

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2012/01/15

顔が動かない

 夜の診療を終えて帰宅する途中、あれおかしいなぁと思いました。夜空を見上げ、町並みを見ているのに、顔が無表情の自分に気づきました。外気が寒いせいかもしれないと思い直しているうちに家に着きました。

 帰宅しても、能面のような顔。表情がでない、声のトーンが低く抑揚がない、家族に声がけするのもおっくうなありさまでした。にこりともせずに話す言葉はぞんざいになり投げやりになりどんどんエスカレートして爆発寸前。

 兆候は、なんでもないのに、昼間しきりに涙をこらえて仕事をしていたところから始まっていたかもしれません。

 顔が動かない。顔面の筋肉の動きが極端に悪くなって表情が作れない。腹から声が出ない。同時に、無感情、無感動。自分でコントロールできない。七情(精神不安定)が出ているなと感じました。ときどき軽いものはあっても顔が動かなくなるくらい深刻なことになるのは初めての経験でした。動かない顔面は、きっと胃腸の働きも極端に落ちていることが想像できました。

 沖縄の大学に行っている長女に電話をして気分を落ち着け、お風呂にゆっくりつかってその日は何もせずに早く寝ました。

 あくる日は、顔も心も普通にもどっていました。自分の中にある鬱屈とした思いがときどき顔を出してくることをがまんしてはいけないと思いました。七情の患者さんに、顔のすいなをしなければいけない必要性を身をもって感じました。

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2012/01/09

夜風

 初仕事の前日。混み合う美容室の予約をとりました。夜7時。早めの夕食の準備をして出かけました。

 カットだけだったので8時半ごろ帰宅。その後、30分ぐらい散歩に出ました。

 異変は帰宅直後。項頚部のつっぱり。すぐに、お風呂に入り温まりました。しかし、時すでに遅し。つっぱりは変わらず、頭痛と寒気が加わっただけです。お正月風邪をひかずに初出の前日の夜に風邪を引くなんて。しっかりダウンコートを着て帽子もかぶっていたはずでした。カットの際のシャンプーと夜風にあたる二重のミスが重なりました。

 このまま明日に持ち越してはプロではありません。深夜ベットから起き出して針治療をしました。夜風の寒さをとるために左外関と左臨泣。そして、こたつを最強にしてもぐりこみました。一時間位たつとうっすら背中に汗が出始め、頭痛と寒気が取れ背中のつっぱりもなくなっていました。AM3時。こんどは、背中にタオルを当ててふとんに入ってやすみました。

 夜風には要注意です。

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2011/12/31

クリスマスの約束

 「この日のこと」という曲からコンサートが始まりました。12月25日の夜。「クリスマスの約束」というドラマチックなタイトルから、昨年よりチャンネルを回して2度めのクリスマス。

 歌手の小田和正さんが主体になって、当代の実力派歌手が自分の持ち歌をメドレーで歌い継いでいきます。一人ひとりが歌うとき、あとのメンバーは、歌に合わせて歌を盛り上げるべくセッション形式で参入して歌っていくのです。

 今年は、40数人の歌手が参加。11月の初旬からこの日までオファーを受けた人たちは、忙しいスケジュールの合間をぬって練習に駆けつけました。総練習時間130時間。

 一流のプロのアーティストの130時間の練習風景。コンサート後、この映像をみて感激もひとしお。「練習は、人を裏切らない。」の言葉どうりでした。
 

 総演奏時間28分58秒の「クリスマスの約束は」、この時間だけでも小さな幸せでありますようにと言うコンセプトでした。総立ちにになって聞き入る観客たち。きらきらした目。潤んだ目。興奮のるつぼ。今年も約束を違えぬすばらしい出来でした。

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2011/12/25

冬至

 12月22日。今年も冬至が忘れずにやってきました。

 冬至までは、陽だまりは暖かいものと散歩の際はえらんで歩いていました。このたびは、頬に触れる風が身を切るように冷たく感じられ、前かがみで首をひっこめて歩く始末です。

 針治療では、前日までとはちがって針をしても、気の流れが緩慢で動きが鈍くなった感じがします。寒さによる神経痛に動かない気の流れ。いきおい使う針は、1番から3番へと太くまたは長いものを選んでしまいます。停滞している淀みや冷えを一気に解消しようと思うからです。
 
 この時期を元気に過ごそうと思えば、ひたすら冬の養生にはげむ必要があります。衣食住の気配りのどれが欠けても風邪を引いたり痛みがおこったりと不調になります。

 その他、朝太陽が昇ってからおきたほうが良いのは、陽気のまったくないこの時期のからだの省エネ法だと思います。

 また、スポーツをして汗をかかないようにするというのは、なかなか受け入れてもらえません。かいた汗が外気にあたって凍ってしまうと風邪や冷え、神経痛の原因になり、大切な陽気が汗とともに失われていくのです。

 新聞の天気欄には、雪マークがふえてきました。最低気温が氷点下も珍しくなくなったこのごろ、2月3日の節分から次の日の立春まで、陽気を温存するにはどうしたらいいのか考えてみるのも悪くないと思います。

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2011/12/19

胃腸と冷蔵庫

 クリスマス週間になりました。これから年末からお正月にかけて冷蔵庫はパンパン。

 U子さんが体がしんどいと針治療に来られました。1歳の男の子を保育所に預けて働くキャリアウーマンです。保育所のお迎えの帰りに買い物をして夕食を作るとの事でした。

 体をチェックしてみると、胸からみぞおちにかけてパンパンに詰まっていました。また、足の胃のラインがつっぱっていました。

 「家の冷蔵庫の中身を教えてくれる?」「仕事で時間がないので有るときにたくさん買ってしまいます。」「冷蔵庫の中は、すき間がないくらい?」「はい」

 U子さんに、冷蔵庫の中身と胃腸はいっしょだということを教えました。夕食のメニューを考えるときに、賞味期限が近づいている食品がたくさんあるときは胃腸も満杯です。ストレスで買い物をしてしまいそれを冷蔵庫に詰めてしまうことはいけません。「冷蔵庫にすきまができるまですスーパーに近づかない勇気をもちましょう。」と伝えました。

 年末からお正月の冷蔵庫の詰めすぎは、おなかが一日中いっぱいです。クリスマス、忘年会と予定が多い人は、冷蔵庫の中身を一度チェックしてしてみてはいかがでしょう。

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2011/12/14

半月板再生

 12月13日付け朝日新聞朝刊一面トップに「痛むひざ半月板再生」という記事が載っていました。

 半月板とは、膝関節の関節軟骨にはさまれた軟骨組織のことで、クッションの役目をします。加齢とともにすりへったり、スポーツで痛めやすいところです。私は場所は異なりますが、20数年前、スキー場にて転倒、右膝じん帯損傷にて松葉杖を3ヶ月つきました。松葉杖が外れてからも半年位正座ができずひたすら自分の膝に針治療をしていたことを思い出しました。

 新しい治療法では、半月板近くにある滑膜の一部を採取して培養。増やした幹細胞を、注射器で痛めた半月板の部位に移植して再生するというものです。臨床試験で、軟骨が再生していることが確認されたのは、18人中14人。その14人の人は、移植の翌日には松葉杖、6週間後には自力で歩けるようになったといいます。


 一方、針治療では、痛むラインの疎通と痛み止め、痛むが故の全体のバランスを整える、すいな(中国の医療マッサージ)では、膝と全体のアンバランスをコリやいたみの部位に向けての手技、関節調整や整体で治療して痛みを緩和していきます。長期の治療が必要になってきます。優しいスロー治療といえば、今のはやり言葉でわかりやすいかもしれません。

 再生医療は、身近なところまで進んできたことを実感しました。両方の良いところをとればもっと効果的だと思います。

 

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